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水温計がホットに原因は?

今日は仕入れの旅に行く予定でしたが、朝一番でオーナー様よりヘルプコール!

ボルボV70Ⅱで水温計がホットになってしまったとの事で、

現状、動かすのは危険と判断して、

レッカーで移動をお願いをして、

レッカーにてアウトリーベンまで運んで頂きました。

しっかりしたオーナー様なので、

任意保険も入っていてロードアシスタンスも長い距離を契約されており

輸入車乗りは任意保険のロードアシスタンスのレッカーサービスで

牽引距離が長いのに契約することで

レッカー移動する時も、オーナー様の負担が無くて済みます。

無事にオーナー様もボルボV70Ⅱもアウトリーベンにレッカーでご入庫頂き、

現車を確認すると、エキスパンションタンクにはLLCは無く、

メーターにはLLC低下表示あり、LLCを規定量入れて、エンジンを掛けると

メーター内のLLC低下メッセージは消え、LLCレベルセンサーはOK

アッパーホースを確認すると おや?

このホースの感触?

テスターを繋げて、エラー見てもオーバーヒートするエラーは無し、

テスターの水温を見ながら、

電動ファンが 弱 中 強 温度で動くか?

作動確認OK

90度でサーモスタットが全開すれば、

水温が少し下り、また水温が上がるが水温は下がらず、

水温は上がる一方で、電動ファンは温度でしっかり回っても水温は下がらず( ノД`)

アッパーホースを再度確認すると おや?

診断結果は、サーモスタットが全開せず、エンジンブロック内でLLCが回り
IMG_0336.jpg
ラジエーター側には殆ど回ってなくてオーバーヒート気味になったようです。

ここからが問題で

原因は解りまして、サーモスタット交換すれば、LLCはラジエーターに回りますが

今の時点でエキスパンションタンク内にエンジンオイルらしき浮遊物があり

今後の事を考ると、走行距離が18万キロを超えており、ヘッドガスケット抜けの疑いが強く

突然の事でオーナー様もびっくりしたと思いますが、

早めに気が付き、無理な走行しないで、レッカーで対応してくれて

オーナー様にもけがも無く良かったと思います。

修理する!代替!の判断は現状と今後の事を考え

オーナー様が安心してお乗り頂けるような

ご提案をアウトリーベンはさせて頂いております。

走行距離や現状を考えるとアウトリーベンは代替をお勧めします。

今週は28日 29日はお休みをさせて頂きます。
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Author:autolieben
沼津港より徒歩5分の静かな住宅街にあるボルボ中古車販売店です。ボルボ車を20年以上ボルボ車を査定した厳しい目で選んだ中古車をベースに納車後不具合が少なくなるように、リフレッシュ整備と予防整備をしっかり行い、ボルボ中古車を全国に販売させて頂いております。しっかり整備を行ったボルボ中古車を購入予定のお客様お問い合わせお待ちしております。

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