ボルボV70Ⅱ改善整備スタート!
- 2022/10/25
- 18:19
今日からボルボV70Ⅱの商品化です。
2007モデルなので、新車時より15年が経ち、
走行距離が少なくても劣化する部分は多々ありますので、
アウトリーベンが各部点検して、部品交換を行い、
納車後により安心できる状態で販売いたします。
先ずはテールゲートを開けると、テールゲートダンパーのへたりを感じます。
テールゲートダンパーが劣化したまま放置すると、
テールゲートの中に通ってる配線が切れて、
テールゲート開かない!ナンバー灯が付かないなど
不具合が起きるので、早めの交換が望ましく思います。
現状はダンパーのガス感が少なく、開ける時に重く感じ、
ナンバー灯が付ない、テールゲートが開かないなどの不具合が無いので、
交換時期としては良い時期だと思います。
先ずはテールゲートダンパー交換からスタートです。
内張破損をしないように、外す部分をヒーターガンで暖めてからの作業です。
今日はスムーズに内張が外れました(*^_^*)
右側ですが、予想通り、ダンパーの前部からオイルが漏れており抜け気味です。
純正OEM製テールゲートダンパーに交換です。
左側のテールゲートダンパーもスムーズに交換完了で
ダンパーがしっかりしているので、途中まで開ければ手を放してもスムーズに上まで開きます。
テールゲートダンパー交換がスムーズに終わったので、
お次は手が汚れるエンジン系の整備です。
先ずはエアークリーナーを外してボックスを清掃して、エアークリーナー交換
お次はその流れで、スロットル清掃で、ガスケットも新品交換します。
その流れで、ブレーキプレッシャーセンサーのエラーがあり、
リセットすれば一時は消えますが、納車後にすぐにエラーが出てしまっては困るので
ブレーキプレッシャーセンサーの交換です。
ブレーキパイプに2個のブレーキセンサーが装備されておりますが、
右側の銀色が今回新品に交換したブレーキプレッシャーセンサーです。
新車からのブレーキプレッシャーセンサーが固着でなかなか外れず、やっと外れて無事交換完了。
テスターで再度数値を確認してOKです。
お次はワコーズRECSで吸気系の改善整備です。
6万1千キロなので、ディラー整備で過去にこのような整備はされてないと思うので、
溶剤を大盛で施工完了です。
RECS後は4000回転~が軽くスムーズに回るようになり、
本来の5気筒エンジンに蘇りました\(^o^)/
お次はボルボV70Ⅱに定番交換部品のフューエルリッドヒンジの交換です。
入庫時より折れていたので、純正部品でしっかり交換です。
ワコーズRECSを施工後に、アイドリングやレーシングも終わり汚れも少しづつ排出して
最後はイリジュウムプラグ5本交換です。
これで吸気系 点火系の整備は完了で、
改善整備のおかげで、ステアリングに伝わる振動低減、エンジンレスポンス復活で
本来のボルボ5気筒の素晴らしさを体感できます。
今日の改善整備内容
1、テールゲートダンパー左右交換 OEM製
2、エアークリーナー交換 社外品
3、スロットル清掃
4、ブレーキプレッシャーセンサー 純正品
5、イリジュウムタフプラグ5本交換 デンソー製
6、フューエルリッドヒンジ交換 純正品
7、ワコーズRECS1.5倍施工 ワコーズ製
おおよそ14万の整備です。
これから乗るのであれば、乗り始める時にお金を掛けて整備することが基本になり、
世界情勢で、純正部品 OEM製部品、20%~30%程部品代も高くなって来てますが
OEM製部品があるだけで本当に感謝です。
明日はボルボV70Ⅰのエンジンオイル交換からスタートします。
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